東京11R 安田記念
・馬場と展開
中間で金曜日に結構雨が降って、馬場の悪化が懸念されたが、土曜開催は稍重開催で始まったが、5Rの新馬戦では良馬場に変更され、時計も速い状態。
明日の日曜も昼過ぎから雨予報で、レース中も雨が予想されるので、土曜開催よりは時計が掛かってくるんじゃないかな。Cコース2週目とはいえ、東京開催も後半に入ってきて馬場も荒れやすいのか、土曜は内を空けて走る場面もあったので馬場は要チェックかな。。。31秒台はでないぐらいの良か稍重想定で。
展開的にはトーラスジェミニのハナは間違いないかな。しかし、戸崎騎手はテン乗りだし、タイプ的にもペースを自分で作っていくタイプではない。馬もマイルがベストというよりも中距離や中山でコーナーを複数回回るようなコース向きの馬なので、ワンターンでペースメイクはしないかな。
安田記念は例年、ラップの起伏が少なくて淡々と流れるんだけど、今年はスローもあるかもしれない。
◎ケイデンスコール
〇グランアレグリア
▲インディチャンプ
△ラウダシオン
△シュネルマイスター
△カテドラル
本命ケイデンスコール
今回は有力どころがあんま本調子ではないとみて穴目から入りたい。
元々左回り巧者でNHKマイル2着の実績もあったんだけど、それ以降は低迷していて、8戦連続着外で終わったと思われてたところ、今年の中京での金杯で2歳時以来の勝利。その後も中山記念2着、マイラーズS勝利と復活を果たす。
今までとの一番の違いはポジションを取れるような先行力が出てきて、なおかつ末脚も削がれなくなった。急遽乗り替わりだった前走は中団より後ろからの競馬だったが、金杯と中山記念は4角3,4番手からの競馬での好走。
NHKマイル2着時辺りは中盤で息が入るような加速戦でしか走れていなかったが、馬群が縦長になって持続力のある末脚を問われる競馬もマイラーズCと中山記念で克服してきたので、本格化と見ていいんじゃないかな。
まぁマイル界屈指の存在がいる中での本命指名なんだけど、上位人気のパフォーマンスが下がってくると思うので、ここで狙ってもいいかな。
対抗グランアレグリア
前走VMは嫌って快勝されたんだけど、やっぱ良馬場で東京なら強い。
実力を認めたうえで、今回はまた間隔も詰まるし、大阪杯組のコントレイルが宝塚記念回避、サリオスは後に書くけど状態が悪化しているので、春3戦目で綻びがあってもおかしくはない。まぁこの馬は良いとして他が微妙なので対抗にはなる。。人気だけど消せないし、◎〇2頭軸で行く感じになるかな。
3番手以降はほぼ混戦なんだけど、一応3番手はインディチャンプ
香港以外での国内G1は全て馬券圏内で走る堅実型で、1400m、1200mにシフトチェンジしても高松宮記念3着など好調はキープ。
ただ、ゲートや折り合い面で少し難しい馬なのでスプリント路線に使ったのは少し嫌かな。馬場に関してはピッチ走法なので、重くなっても問題はない。
人気でサリオス、ダノンキングリー、ダノンプレミアムは消しで。
サリオスは中間の追い切りで頭を上げたり、フラついたりと今まで一番悪さを見せていたし、不良開催だった大阪杯の反動があるのかもしれない。
調教師も右トモの不安、飼い食いの低下も公言していて、馬体写真(競馬ラボ参照)を見ても、アバラが浮き出る程細くなってきたので、状態面で不安が残る。
マイルCSは序盤の後方待機、大外ぶん回し。大阪杯は馬場の影響が敗因ではあるものの、中間の過程からして上積みは求められない。
ダノンキングリーは奇襲逃げをした昨年の大阪杯以降はパフォーマンスが低下。東京コースはベストだが、中距離で溜めを効かせてこその馬なので狙えない。
ダノンプレミアムも同じく、溜めを効かせてこそ。スローからの瞬発戦ならまだ一線級ともやれるとは思うが、前半からペースが流れやすい安田記念は惨敗続きだし、ここには向かないかな。